【取得は今】建築積算士が資格ビジネス脱却有用資格にランクイン|就職セブン

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2012年11月29日
【取得は今】建築積算士が資格ビジネス脱却有用資格にランクイン

これまで日本では資格ビジネスのひとつとさえ言われていた建築積算士ですが、イギリスでは建築士や設計士に並ぶ正統派の職業。今後の期待度が急上昇&有用な資格として注目され始めている建築積算士は今が資格取得時期とも言えます。

編集部ライター。頭もお腹も柔らかくをモットーにしてます
  

【注目】建築積算士という資格

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建築積算士とは日本建築積算協会によって定められた民間資格で、建築物の設計図などに基づいた適正な積算を行うための技術認定資格です。

建築積算士に求められる知識や技術は工事費などの算定といった計算や数量調書の作成などに関係するものが中心となっている事が多いと言えます。

資格取得にかかる金額は25000円、3年更新の登録の際に掛かる登録手数料も12000円と決して安いとは言えない額がかかることに加え、建築積算士の合格率は40~50%を推移していることから、日本では未だ“資格ビジネスの域”を出ていない資格とも言われるなど評価は低い傾向といえるかも知れません。

しかし、日本にも積算を専門に請け負う企業もある他、建築会社やコンサルティング会社にも積算部門が設置されているなど、積算士の仕事そのものに需要が無いわけではなく、その点を考慮すると積算業務に建築積算士の資格はあって損はないというレベルにとどまらず、建築業界への就職には必要となる知識だと言えます。

実際イギリスでは設計士・建築士と並び積算士は権威のある仕事として評価されており、建築業においても積算士は重要なポストを占めているのだそうです。

建築積算士はこれから注目され始める有用な資格の一つとなる可能性が高く、建築業界からも注目されており、今がちょうど受験するタイミングとも言われています。

将来が見える仕事に就きたいから…

建築物の生産過程における企画や構想、また維持や保全など広い範囲にわたり、データや色々な手法を駆使し、段階ごとにコストの透明性や信頼性を追求した経済設計を行ったり、建築コストを管理把握して発注側、設計者側の両者に対し提案と助言を提供することのできる“積算・建築コスト管理士”の受験資格として、建築積算士の資格を有していることが条件となるケースもあります。

積算・建築コスト管理士として活躍する為の登竜門とも言えるのです。

建築積算士や積算・建築コスト管理士ともなると企業からは即戦力と捉えられる可能性も低くありません。

事実、建築業界は将来的に先細りの業界と言われることもあるなど将来に少し不安が残るのは事実ですが、無くなる業界ではなく、そういった意味でも建築業界で活躍し続ける為にも役立つ資格・知識であると言えるのではないでしょうか?

効果的な勉強方法はあるの?

実際の業務の傍ら積算を見てきてはいてもいざ資格取得のための勉強方法となると、話は違ってきます。建築積算士は資格取得のための勉強方法が解りづらいですよね。

日本建築積算協会の各地方の事務所で研修会や講習会などを開催している事もありますのでホームページなどからチェックをして参加するのも良いでしょう。

著者:加賀原まこ

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