社会保険労務士としての需要をアップさせてくれる資格3選|就職セブン

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2012年4月5日
社会保険労務士としての需要をアップさせてくれる資格3選

専門性の高い社会保険労務士は需要が高いです。社労士資格だけでも活躍できますが、さらに専門性を高め、活躍の場を広げるには、社労士資格と相性の良い資格を取得すると良いでしょう。

編集部ライター。頭もお腹も柔らかくをモットーにしてます
  

【年金アドバイザー】年金相談の実践力を身に付ける!

社会保険労務士は、年金のしくみや受給資格など法令に関する知識はありますが、実際に実務をこなしていかなければ、実践スキルは身についていきません。

年金アドバイザーは、年金に関するアドバイスや指導を行なうための実践力が身につく資格です。社労士の法令に関する知識に加え、年金アドバイザーの実践力があれば、年金相談を専門として活躍することもできるでしょう。

年金アドバイザー試験について

年金アドバイザーは、銀行業務検定協会が実施する民間資格です。4級~2級があり、1級はありません。
1級がないというのは、ちょっと珍しいですね。
また、試験時間が重なっているため3級と4級は同時受験できませんが、2級と3級の同時受験は可能です。

試験日(2級~4級)3月第1日曜日
(3級)10月第4日曜日
試験地全国各地
受験資格なし
受験費用(4級)2,625円
(3級)3,150円
(2級)5,250円
出題形式記述式

【中小企業診断士】人事労務管理を専門としたい社労士におススメ!

中小企業診断士とは、企業が成長していくための相談・アドバイスを行なっています。
主な業務に、経営の診断・経営に関するアドバイス、現状分析、企業成長戦略の助言などがあります。

人事や労務、労働社会保険などの専門家である社労士が、経営に関するアドバイスもできるようになれば、さらに活躍の幅を広げることができます。また、需要も高まるでしょう。

中小企業診断士試験について

中小企業診断士試験は、経済産業省が実施する国家試験です。
科目合格制度がとられていますが、科目合格の有効期限は3年間です。

試験日(1次試験)8月第1土・日曜日(2日間)
(2次試験・筆記)10月中旬
(2次試験・口述)12月中旬
試験地全国7都道府県
受験資格なし
受験費用(1次試験)14,400円
(2次試験)17,900円
合格率(1次試験)15~20%
(2次試験)20%程度
出題形式マークシート・記述・口述

【行政書士】会社設立や法律手続を専門にできる!

行政書士と社労士の相性は良く、社労士として活躍し始めてから、行政書士資格を取得する社労士も多いです。

行政書士は会社設立における営業許可申請や帳簿作成などを行なうことができ、社労士は会社設立時に必要な就業規則の作成や助成金の申請などを行なうことができます。
クライアントも、行政書士と社労士に依頼するより、どちらも行なってくれる事務所に依頼したいですよね…

社労士と行政資格のダブルライセンスで、仕事の幅を大きく広げることができるでしょう。

行政書士試験について

行政書士試験は、勉強時間500時間とも800時間とも言われる難易度の高い試験です。
難関試験ではありますが、独学で合格している人も少なくないので、社労士として活躍しながら受験することも可能でしょう。

試験日11月第2日曜日
試験地全国47都道府県
受験資格なし
受験費用7,000円
合格率6~8%
出題形式マークシート・記述式

著者:加賀原まこ

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