就職試験の服装NG~男性編~
男性は特に、「上着を着るから見えないだろう」と思って、見えない部分に気をつけないことで失敗している人が目立ちます。 また、自分では落ち着いたデザインと思っていても、面接官にはカジュアルに映ってしまうこともあるので、ビジネスとプライベートはしっかり区別する必要があるでしょう。
靴下が短すぎる
男性に多いNGです。靴下の色が白だったり、靴下の長さが短すぎて足首が見えてしまったり…ちょっとみっともないですよね…。さらに、スネ毛なんて出ていたらガッカリです。
「ついつい履いてきちゃった」「まだ持っていなかった」など、理由はさまざまですが、ビジネス用の靴下を履くようにしましょう。 実際にイスに座った時に、面接官の目に入りやすい部分でもあります。
カジュアルすぎる皮靴
「スーツには革靴」これは間違いではありません。でも、革靴ならば何でも良いというわけでもありません。 ローファーやスリッポンは、いくら革靴でもフォーマルではありませんのでNGです。
リクルートには、ヒモのついた革靴が適しているでしょう。「持っていない」という人も、今後働くことになったら必ず必要となるため、一足は用意しておきましょう。
ベルトがミスマッチ
「上着を脱がないから見えない…」と手を抜いてしまったベルト。もし、目触れることがあったらポイントダウンです。 リクルートには、シンプルな黒のベルトが適しているでしょう。 間違っても、見えないからと言って、普段使っているものをつけないようにしましょう。
ビジネス用以外のバッグ
おちついたデザインのバッグでも、やはりカジュアルバッグはカジュアルバッグです。また、自分では落ち着いているデザインだと思っていても、面接官の目にはそう映りません。 リクルートでは、ビジネスバッグを持つようにしましょう。
ワイシャツの下に派手なTシャツ
「上着を着るから大丈夫!」と、ワイシャツの下に着るTシャツを、全く意識しないというのはNGです。 自宅を出る時には目立たなかったのに、面接で緊張して汗をかいたらTシャツの柄が透けていた… という失敗談もあります。念には念を!見えないところにも気を遣うことが大切でしょう。
ワイシャツの下に着るTシャツ(インナー)は、白が適しています。
就職試験の服装NG~女性編~
女性は、服装だけでなく、メイクやネイルにも注意が必要です。派手になりすぎず、自然で清潔感のある服装・メイクが良いでしょう。
清潔感を与えないメイク
実は意外に多いのがメイクのNG。自分ではナチュラルのつもりなのですが、面接官にはナチュラルには見えていないということも…。
間違いやすいメイクは次の通り
- チーク 濃すぎると派手に見られてしまいます。「うっすら」を意識すると良いでしょう。
- グロス 血色が良く見える程度なら良いですが、唇がテカっているほどつけるのは良くありません。
- アイライン 上まぶたに少し入れる程度なら良いですが、下まぶたにまで入れるのは良くありません。
- アイシャドウ 黒・グレイなどの黒っぽい色は清潔感を与えません。注意しましょう。
反対にナチュラルを意識しすぎて、血色が悪くなってしまうのも良くありません。あくまでも、「自然」を意識して、明るく見えるメイクを目指すと良いでしょう。 もちろん、明るい笑顔も必須です!
襟が片方だけ出ている
女性だけでなく男性にも言えますが、シャツの襟が片方だけスーツから出ているという格好は、「身だしなみができていない」と判断されてもおかしくありません。
「暑くて会社の前まで上着を脱いでいたから…」「気付かないうちに出ていた」など理由はさまざまなのですが、面接会場(会社)に入る前には全身を鏡でチェックするのが望ましいでしょう。
女性のシャツの襟は出すの?出さない?
女性のシャツの襟は、出しても出さなくても大丈夫です。ただ、開襟シャツの襟を出しているのと、上までボタンがついているシャツなのに第一ボタンを外して襟を出しているのでは、与える印象は少し違う場合もあります。
シャツのデザインによって第1ボタンを外した時の印象は違うと思います。心配ならば、第1ボタンは外さないのが懸命でしょう。 また、男性の場合は、ネクタイで隠れていても、第一ボタンを外すのはNGです。
落ち着いたデザインだけどピンヒール
色もデザインも落ち着いていても、ピンヒールでは就職活動には適していません。あまり目につかないように感じるかもしれませんが、面接官の目には映っています。
シンプルなパンプスが良いでしょう。また、ヒールが高い靴では疲れやすいので、ヒールは低めがおススメです。
うっかり落とし忘れたネイル
マニキュアを塗らず、ケアしてる爪が最も清潔感があると言えるでしょう。ネイルの落とし忘れはハデな印象を与えてしまいますし、爪の切り忘れは不潔な印象を与えてしまいます。
指先まで美しい女性は、清潔感があって好印象です。指の先まで手を抜かないことが大切でしょう。